智鶴は知り合いの霊能者と一緒に神社に参拝に行きました。
神社のお参りは午前中がいいのですが、この日はお炊き上げの品物を納めることを目的として行きましたので、午後12時過ぎになってしまいました。
神社の駐車場には1台の車も止まっておらず、境内はひと気も無く静かでした。
私たちはお炊き上げの品物を納め、社殿に手を合わせてお炊き上げのお礼と感謝を述べていました。
すると・・・
「今、飯ば食いよったたいっ!!」
という声が聞こえてきました。
智鶴は、「えっ!?」と驚き、「それはそれは失礼致しました。」と目を開けて見ると、隣で手を合わせている霊能者を見ました。
すると霊能者も目を開けて、
「今、お食事中だったみたいですよ。」
と言うのです。
智鶴は、
「いやいや、私にはそんな優しい言い方ではなくて、『今、飯ば食いよったたいっ!』と聞こえましたよ。」
と言うと、霊能者は、
「そうそう、その言い方ですよ。」いうのです。
ここの神様のユニークさを身にしみて感じながら、
「じゃあ、今度は食事の時間は避けて来ますね。」と言い、帰宅しました。
その1週間後、また二人で、別のお炊き上げの品物を持参して再び参拝しました。
その日は午後3時ごろに神社に到着しましたが、やはり境内は静まり返っており、社殿の中は薄暗くひと気はありませんでした。
智鶴は、「お昼寝中みたいですね・・・」と言いながら手を合わせていると~っ・・・!
『どんどん、どんどん、どどどど~ん』
という太鼓の大きな音が響きわたりました。
「昼寝なんてしとらんぞ~。ちゃんと、起きとるぞ!」
と言うのです。
私たち二人はびっくりして、
「お昼寝中だなんて申し上げてしまって、申し訳ありませんでした~。」
と、またまたお詫びして帰宅しました。
ここの神様って、可愛いでしょ。
智鶴は、だ~い好きな神社です。

