智鶴は、友人の陰陽師と一緒に知り合いの邸宅を訪ねました。
邸宅の敷地は山のふもとの小高い丘にあり、とても広く庭作りも立派で眺めも最高です。
主人は私たちをお座敷へ案内すると、奥の間へ入っていきました。
私たちが、お座敷の座布団に座るや否や、陰陽師が急に、「うぅ~っ」と唸ったのです。
智鶴が「どうしたんですか?」と尋ねると、陰陽師は「やられた~っ」と言うのです。
「やられた?」と尋ねると、
「背中の右上から左下にかけて、刀で斜めに切られた。痛い、ヒリヒリする。」と答えました。
智鶴は、どうしてあげることも出来ません。
このような姿は邸宅の主人には見せられないし。
困りました。
しばらくして、落ち着いた陰陽師は、
「ここは首切り場だったみたいだな。西南戦役の戦場址じゃないかな?あなたは大丈夫?」
と尋ねてきました。
智鶴は、
「大丈夫です。ここは西南戦争の戦場だと思いますよ。負傷した武将が沢山いますから。
武将たちは、自分たちを守ろうと必死なんですね。未だに戦い続けているんですから。とても悲しいことです。
もう戦わなくてもいいよと教えてあげないと・・・。」
と話しながら、私たちは心の中でお経を唱えました。
そうこう話していると、主人がお茶を運んで来てくれましたので、
それとなくこの土地柄について尋ねてみました。
すると主人は、
「ここは戦場だったと聞いています。先祖代々この土地に住まわせていただけるのも何かのご縁です。
亡くなった武将たちを供養するようになっていたんでしょうね」
と丁寧に話しをしてくれました。
やはり私たちの直感どおり戦場跡地でした。
智鶴は、数年前にある著名人とお話をさせて頂いたことがあるのですが、その方は、
「自分の目の前に怖い姿をして現れてきて邪魔をしようとする霊がいる時、私はその霊に対し、
目の前に現れて道をふさがないでくれ。いつでも来ていいし納得のいくまで居ていいから、私の後ろへ回って背中を押しててくれと言うんです。」
と話されていました。
その通りだと感動したことを覚えています。
この武将たちは素晴らしい主人に恵まれたことで、これからもずっと邸宅を守り続けるに違いないと思いました。
人と同じように霊との接し方により、恐ろしい目に合う場合も有れば、自分を守ってくれる霊もいます。
霊障でお悩みの方、どうしたら良いのか分からない方、
間違った判断で霊と接するのは危険な場合も有ります。
そのような時はぜひ智鶴のご相談下さい。
最良の方法で問題解決のお手伝いを致します。

