智鶴はCさんの友人から相談を受けて、Cさんに会いに行くことにしました。
友人によると、Cさんは肥満でもなく、妊娠していないにも関わらず、
お腹が臨月と同じような状態だと言うのです。
何かあるのでしょうかという相談でした。
Cさんは、多くの親族と共に、私を迎えてくれました。
私はCさんに会うや否や、その状態に驚きました。
Cさんは自力で座ることが出来ない状態で、座布団を何枚も背中に当てていました。
そしてその部屋には、とても異様な臭いが当たり一面に漂い、Cさんは異常に怯えた目で私を見つめていました。
そのCさんの状態の原因は明らかでした。
動物の死霊でした。
しかも、一匹ニ匹の問題ではないのです。
もはや動物の姿はなく、大勢の動物が一つの塊となってCさんの中に宿っている状態だったのです。
私は、これまで多くの死霊を見て来ましたが、このような状態は始めて見ました。
私はCさんに、
「あなたの住んでいる土地に違和感を感じます。歴史的にはどのような土地だったのでしょうか?」
と尋ねました。
すると、同席していたCさんの父親は、
「昔、あそこは動物の死骸を埋めていた場所でした。
自分たちはそれを見ているので知っています。」
と答えるではありませんか!
父親は、それを知っていたのであれば、何故あそこに家を建てるのを止めなかったんだ
と腹が立ちましたが、
『まあ、まあ。これをどうするかを考えないといけない。』と自分自身を落ち着かせて、
「それが原因ですね。
動物がとても悲しんでいます。
まず土地を清めて、
動物に対して
お詫びと感謝を申し上げましょう。
動物が静かに眠っている上に、
人間の都合で家を建てて住んでいたわけですからね。
動物は以前から、
何らかの形でメッセージを送っていたんでしょうが、
人間が気づかないので、少しずつ明らかに目に見えるような形で表現してきたのでしょうね。
とにかく、お腹のほうは現実的に解決しないと治らないので、
明日にでも病院受診してみませんか?
MRIをとってもらってください。きっと何かが見つかるはずです。」
とお話をして帰宅しました。
その後、すぐに病院受診したCさんは婦人科で手術を受けました。
そのお腹から出てきたものは・・・『重さ5キロもある肉腫』でした。
手術が終わり、病院側はその肉腫を親族に見せました。
それは肉と水、血液で出来ていたそうです。
そして病院側はその肉腫を標本として保存したということでした。

