
Aさんは、とても真面目な人です。
第1回目は心理カウンセリングを実施しました。
Aさんはカウンセリングの途中から咳が出始め、
咽喉もとの違和感を感じながら一生懸命に、
私たちのインタビューに答えて頂いてカウンセリングを終了しました。
終了後、智鶴は
「咳が出始めたということは、心理療法をする良いチャンスです。
今度は心理療法をして感情を解放しましょう。」
というお話をしました。
2週間後、第2回目のカウンセリングを実施しました。
当日は心理療法を計画していましたので、あえて疑似体験場面を設定して導入に入りました。
Aさんは次第に、自分自身の心の中に入り、言い換えれば、自分自身の感情と一体となり、
座っていることが不可能な状況となり、当然のように床に寝転がり唸り始めました。
「ヴゥ~、ヴゥ~、ヴゥ~・・・」「うぅ~、うぅ~、うぅ~・・・」
途中、「ごほん、ごほん」と咳が出たりよだれが出たり、息が止まりそうになりながら、
1時間ほど唸り続けました。
すると今度は、言葉が出始めたではありませんか!!
何を言っているのだろうか?・・・ということで、
じっと聞き耳を傾けていると、
「お前のせいだぁ~、お前のせいだぁ~。」
「お前が悪いぃ~、お前が悪いぃ~。」
という小さな小さな声が出始めました。
Aさんにとっての「魂の言語」がついに現実的な言葉となって現れたのです。
人の声となって現れたのです。
Aさんは怒りという感情を一生懸命に抑え込んで自分自身を保っていたようですが、
それは怒りという感情をはるかに超えて、恨みにも近い感情にまで達していたのです。
そこまで一生懸命に感情表現することを我慢していたのです。
とてもとても苦しかったことでしょう。
途中、何度かAさんの意識を確認しながら感情の解放状況を見守り終了しました。
この心理療法後、早速、好転反応が出た様子でした。
今回、心理カウンセリングで心理療法を実施したのですが、
実はスピリチュアルカウンセリングを実施したということになりました。
皆さんにとっては、今回の事例を読まれて、
心理もスピリチュアルも実は連動しているということを理解していただけたのではないかと考えます。

