自殺とは、とても悲しい悲しい出来事です。
しかし毎年、約3万人の人が自殺をしてるのが事実です。
自殺者の家族、近親者にっては耐え難いほどの衝撃で、
心の回復を図るためには、かなりの時間を要します。
そのような人々に対して、第三者として出来ることとして、何があるでしょうか?
智鶴は何もないと考えています。
しいて言えば、ただただ側にいてあげること。
言葉をかけることなく、話すことなく・・・、
ただただ、本人が話すのを待ち、話した言葉に言葉を返し、
ただただ側にいてあげる・・・、これしかない、いいえ、
これが一番必要なことだと考えています。
人は深い深い悲しみにいるとき、人の気配に安心感を覚えます。
それが感じられるからこそ、安心して深い悲しみに浸ることができ、
本当のお別れができ、過去の出来事としての位置づけができるのだと考えるからです。
人間の世界には沢山の言葉があります。
人は悲しんでいる人がいれば勇気付けることが大事だと考えがちです。
悲しみに浸っている人は、かけられる言葉は分かっているのです。
自分自身のために言ってくれていることも、全てありがたいことも分かっているのです。
しかし、どうにも受け入れたくない自分がいるのです。
このような人に対して、してあげることがあるとすれば、もう待つことしかありません。
これは唯一の、最高の援助です。