
智鶴は自身の肉体を取り巻く「気」を見るとき、神意識を感じます。
もやもやと立ち上る、まるで蜃気楼のような「気」。
時には目が回るような勢いで、もうもうと煙のように立ちのぼり、
智鶴の肉体を覆っています。
そして智鶴の肉体の周りを廻っています。
これが心身の健康をつかさどっているのです。
この「気」自体は神意識であると考えています。
宇宙の生命のある物の全てに「気」が存在します。
だからこそ、他者の「気」を感じ、他者の潜在意識が解かるのではないか。
まさしくそれは神意識である。
智鶴が神意識を見るとき、
それは歓喜の瞬間です。
全てが無となり、智鶴という存在さえも忘れてしまう。
ほんの一瞬の出来事ですが、いいえ、あえてほんの一瞬にするのです。
何故ならば、現世にある自分を大切にしたいから。